『悲しくてやりきれない』

オリジナルは1968年7月10日
リリースとのことですが,これは
その復刻版CD。
ザ・フォーク・クルセダーズにとって
メジャー・デビュー・アルバムであり,
かつ唯一のスタジオ録音盤。
大ヒット曲『帰ってきたヨッパライ』
も収録されています。
しかし,そもそもこのナンバー,
自主制作アルバムである
「ハレンチ」
現在,嬉しいことに,この
「ハレンチ」
さて,アルバム「紀元貮阡年」。
CDとして復刻されなければ,
もしかしたら出合うことは
できなかったかもしれない。
そう思うと,時代に感謝。
ラジオで聞いて大好きになった
『青年は荒野をめざす』は
収録されておりませんけれど,
『悲しくてやりきれない』は
収められています。
しんみりするほど切ない詩は,
サトウ・ハチローさんのもの
だったのですネ。
この詩の世界に,これしかない
というくらいマッチしたメロディ。
ちょっぴりセンチになる晩秋,
しみじみ耳を傾けてしまいます。
季節を問わず,結構,口ずさんで
はいますけれど・・・。
このアルバムを入手したことで,
『帰ってきたヨッパライ』の第2弾
である『さすらいのヨッパライ』や,
ザ・ズートルビー名義の
『水虫の唄』といったナンバー
など,話や活字でしか知らなかった
作品を聴くことができました。
アルバム全体に感じられること
としては,シビアなメッセージ性。
コミカルなナンバーには,
強烈なアイロニーが込められて
いますし,シリアスでストレートな
作品もあります。
“オトナの童話”的作品とも
言えるかもしれません。
リリースされた1960年代末,
その頃の空気が伝わって来る,
そんな気がします。
2006年・・・・・・
時は進んだけれど・・・・・・
『悲しくてやりきれない』ザ・フォーク・クルセダーズ
作詩:サトウ・ハチロー 作曲:加藤和彦
編曲:ありたあきら (敬称略)







